水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

道の駅 つくで手作り村の親水エリア(愛知県新城)

道の駅「つくで手作り村」に隣接した川に設けられた親水護岸。完全人工護岸なので里川の味わいには欠けるものの、子どもでも川の中に入って水遊びできる仕様になっている。
道の駅の裏手には亀山城址があり、台地上に広がる山里の眺望も素晴らしい。
以下、現地の案内板より。

作手の風土と戦国武将
作手(つくで)地区は、周囲を600~700m級の丘状の山々に囲まれた高原の地域です。豊かな森林資源と肥沃な土地に恵まれ、作手地区の中央部には水田地帯が広がります。また、「三河国」地名発祥の地ともいわれる巴山(白神社)より発する矢作川水系巴川・豊川水系巴川をはじめ各河川は、所々で滝をつくり、両岸の絶壁には新緑や紅葉など四季折々の見事な渓谷美を見ることができます。
かつて、この地から八方へと延びた山越えの道には、人々や牛馬が往来し、中世に至っては天然の要害たる地形と豊かな自然風土は、作手地区内に40カ所もの城を誕生させ、作手奥平氏をはじめとする領主とその家臣や領民たちの生活を満たしていたと推測されます。
今も残る城跡は、戦国時代未期の築城技術を結集した堅固な構造と規模を持ち、特に古宮城址、文殊山城址、塞之神城址、亀山城址、石橋城址、川尻城址などは作手の中央部にあり、南北 3km、東西約1.5km の狭い範囲の山々に築かれています。
当時の面影を残しながら、作手の各所に眠る歴史の遺跡と素朴な風土を巡る”歴史の小径”。さあ、戦国の世に思いを馳せ、いざ出陣!
令和2年度 観光施設整備事業(歴史の小径)
新城市 観光課





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マークした場所に道の駅。