ヒグチケイコ(vocals)、内田静男(bass)、TOMO(hurdy gurdy)によって結成されたグループ、archeus(アルケウス)。ボーカル/ボイス、ベース、ハーディーガーディーという異色なトリオ編成での演奏は、静寂と間(ま)を感じさせる繊細な音のゆらぎ、忘れられた名もなき言語の発声、不協和な音塊のインタープレイ、ミニマルな反復の魔術、ダークで濃密なドローンなど、様々な表情の化学反応を引き起こす。 2023年に仏An'archivesよりセカンドアルバム「九相図 Kusōzu : Nine Death Stages」をリリースしている。
5月5日(日祝) 高円寺Oriental Force JOY OF A TOY(おもちゃの歓び)2024 ~盤魔殿 Disque Daemonium Children's Day Special 2024
Live Acts: 由良瓏砂 Miss Donut PUNSUCA おきあがりおじさんズ 盤魔殿レジデンツ
DJ Acts : Uran92 (JAZZ DAILAZ) DJ Vaby a.k.a.大場弘規 DJ Silence a.k.a.宇田川岳夫 DJ Athmodeus a.k.a.持田保
2022年5月5日に渋谷EdgeEndで第1回を開催し、2023年5月5日には高円寺Oriental Forceに会場を移して開催されたおもちゃ楽器と子供部屋をテーマにしたイベント『JOY OF A TOY 2024』が今年も5月5日こどもの日に高円寺Oriental Forceにて開催された。おもちゃ楽器や自作楽器を取り入れたユニークなライク・アクトと、こどもの日をテーマにした選曲で音盤を廻すDJ陣による異次元の遊園地のような空間は、童心に帰ってパフォーマンスを楽しめる大人のためのこどもの日を演出した。お客さんもこれまでで最大動員を記録し、恒例イベントとして認知されつつあることを感じさせた。
1 pour en finir avec le jugement de dieu / Antonin Artaud / pour en finir avec le jugement de dieu 2 風の又三郎 / 状況劇場(唐十郎 李麗仙) / 劇中歌集 3 聖なるジャック / 寺山修司(作詞)田中未知(作曲) / 薔薇門 4 武装天使打鈴のテーマ / 小間慶大(作曲)大熊亘(編曲) / オルケスタ・デル・ビエント風の旅団劇中音楽集 5 Benediction / Current 93 / Swastika for Goddy 6 Blessing / Current 93 / Swastika for Goddy 7 North / Current 93 / Swastika for Goddy 8 永山則夫への70行 / 天井桟敷 朗読・昭和精吾 / 書を捨てよ街に出よう 9 Death Trip / Cockney Rebel (Steve Harley) / Human Menegerie 10 Dy Minne / Ougenweide / Herzsprung
1. You'll Never Get Away From Me / ETHEL SMITH 2. Holiday in a Hurry / Dick Schory's New Percussion Ensemble 3. TV Funeral March / HARRY BREUER and his Quitet 4. DIRTY HARRY / Gorillaz 5. LIPGLOSS / Stock, Hausen & Walkman 6. TWO LADIES IN DE SHADE OF DE BANANA TREE / ETHEL AZAMA 7. Begin The Beguine / Esquivel And His Orchestra 8. Recife / BRUNO PERNADAS 9. Sunday Morning / The Velvet Underground and Nico
1. bis / Tell It To The Kids 2. DEV2.O / That's Good 3. The Kids / Naughty Boys 4. The Boys Next Door / The Nightwatchman 5. Aunt Sally / 夢遊の少年 6. YBO² / Boys Of Bedlam 7. Brian Harnetty / Boy
●盤魔殿レジデンツ
昨年のJOY OF A TOYでライヴデビューした盤魔殿レジデンツとしては3度目のライヴパフォーマンス。今回は事前に制作したバックトラックを使って、楽曲のクオリティに拘ったパフォーマンスを目指した。曲名紹介のフリップも好評で、パーフォーマンスユニットとしての方向性が見えた気がした。
JOY OF A TOY 2024 ~盤魔殿 Disque Daemonium Children's Day Special 2024
18:00 open/start 1500 yen + 1drink 中学生以下無料 / 駄菓子食べ放題
Live Acts: 由良瓏砂 Miss Donut PUNSUCA おきあがりおじさんズ 盤魔殿レジデンツ
DJ Acts: Uran92 (JAZZ DAILAZ) DJ Vaby a.k.a.大場弘規 DJ Silence a.k.a.宇田川岳夫 DJ Athmodeus a.k.a.持田保
2022年からスタートした、盤魔殿が贈る創作楽器とトイミュージックのスペシャルイベント『JOY OF A TOY(おもちゃの歓び)』の3回目。 昨年5月に亡くなったおもちゃの音楽家「おきあがり赤ちゃん」への追悼パフォーマンスもあります。 ストレンジなライヴアクトと楽しいDJが繰り広げるゴールデンウィーク後半のハイライト。ぜひお子様連れでお越しください。
2023年5月に急逝したおもちゃの音楽家「おきあがり赤ちゃん」(高山キチロー)のトリビュート・バンド。キチローさんが残したおきあがりこぼしなどのおもちゃを駆使して、キモ可愛いトイミュージックを聴かせます。メンバー:片山修一(The Sludge, After The Sludge, Don’t Panic!)、コセキクニマサ、miyazax、剛田武(MOGRE MOGRU) *飛び入り歓迎!
●盤魔殿レジデンツ(川崎レジデンツ+西東京レジデンツ)
それぞれミュージシャン、DJ、イベントオーガナイザーとして活動する目玉紳士と新聞男が、還暦を過ぎてサンフランシスコの変態コンボ「ザ・レジデンツ」の導きで結成したガジェットエレクトロテクノデュオ。2023年5月5日『JOY OF A TOY 2023』でデビュー。今回が3回目のライヴパフォーマンスとなる。
【DJプロフィール】 ●Uran92 (JAZZ DAILAZ)
作曲活動を経て知人の勧めで2023年DJ活動を開始。2023年8月、EAST TOKYOを中心に活動するJAZZ DJ CREW『JAZZ DAILAZ』加入。 JAZZとエキゾチックミュージックやムードミュージックをクロスオーバーさせながら『じっくり聞いて心豊かになる音楽』をモットーにプレイしています。
"Low Tech & High Spirit"東京アンダーグラウンドシーンのそのまた地下、メンバー個々が詩人やダンサーとのコラボ等、ソロイストとして活動しつつバンド結成20周年を迎えた『vajuwaju』現代音楽、フリー・ジャズ、プログレッシヴ・ロック、ポスト・ロック、ファンク、ノイズ、インプロヴァイズド・ミュージックと多彩なジャンルの影響を受けながら、無知と偏見、雑食癖から過去の偉大な音楽遺産、音楽語法の誤飲、誤解、誤用も甚だしく、四管一弦一打楽器という編成から通常想像されるアカデミックさ、スタイリッシュさといった要素は皆無、その演奏テクニックとスタイルは稚拙にして粗野、粗暴、表現衝動の強さだけが際立つ大人気ないインスト・サウンドを構築。バルトークが採譜した共産圏パンクをインストでカバーしたかの様なストレンジな小曲から、妄想とラップ・トップ上の切り貼りのみで組み立てられた異国の伝統リズムを無自覚に取り入れてみました的ビッグバンド風疾走チューン、はては精神性と思想の欠如したロフト・ジャズ的集団痴呆性インプロ楽曲まで、即興部分と作曲された断片とが右往左往と蠢いては澱み崩れ落ちる分裂症的展開、ノイジーにエレクトリック変調された二本のトランペット、フリーキーなトーンを豪放に撒き散らすテナー&バリトン・サックスをフロントに、傍若無人な重低音で地を這うベース、ドラムとパーカッションで組み立てられる粘着質なポリリズム、浮世の洗練されたインスト・バンドの固定観念を打ち破る世界観を持つ。
「tradition et renouveau 伝統と革新 同タイトルのアルバムを残したフランスのAsgardなど、復活の季節である春にふさわしい、レア・フォーク、プログレ・フォークを中心にプレイして、聞くものを妖精の住まうAvalonの島へといざないます。レコード中心にプレイします。」
●DJ Manticore a.k.a. 剛田武
1962年千葉県生まれ。77年パンクに衝撃を受けバンド活動開始。80年代前半地下音楽と交わる。サイケバンドでTV番組『イカ天』に出演するも94年に解散。2005年にブログ「A Challenge To Fate」をスタートし、音楽サイトJazzTokyo等で執筆活動。著書『地下音楽への招待』(ロフトブックス2016年)。異端音楽DJイベント『盤魔殿』および自主レーベル「Les Disques Du Daemonium」を主宰。2019年から演奏活動を再開、アンビエントユニット『MOGRE MOGRU』、フリージャズバンド『CANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLE』などで活動する。
即興アンビエントユニットMOGRE MOGRUが贈る企画イベント『DIVE DEEP vol.11』はモジュラーシンセや電子楽器を駆使する個性派アーティストを集めて『電子瞑想=Electronic Meditation』の世界へ誘います。 ★モジュラーシンセとヴォイスでダーク&ゴシック&ノイジーなエレクトロサウンドを展開するRisaripaさん ★即興フルートの名手でありながらモジュラーシンセを導入し未知の音楽表現を追求するMiyaさん ★プログレポッププロジェクトre-in.Carnationのリーダーであり、日本のオルタナロック/シューゲイザーの草分けCOALTAR OF THE DEEPERSからプログレッシヴアイドルXOXO EXTREMEまで幅広いアーティストをサポートするシンセ奏者のmorotaさんと、MOGRE MOGRUとコラボもしているエレクトリック・フィメール・シンガー沖縄電子少女彩さんによるスペシャルユニット。 ★MOGRE MOGRUもいつもよりエレクトロニクス成分マシマシな電脳アンビエントミュージックを聴かせます。